インフルエンザと似てるエボラ熱の症状に加湿空気有効か

エボラ熱の症状はインフルエンザと大変似ており、7日から10日の潜伏期間の後急な発熱、喉の痛み、全身の筋肉痛とひどい倦怠感、頭痛がおこります。その後消化器系統にも症状が出て下痢やおう吐、ひどい場合は吐血や下血といった症状が出てきます。
致死してしまう率も多いため、注目されている病気のひとつです。主な感染地域はアフリカですが、欧米でも感染者は出ており、日本でも患者が出た場合の対応の仕方が考えられています。
感染経路はインフルエンザが飛沫感染が主ですが、エボラ熱は嘔吐やくしゃみ、血液といった体液に触れることで感染します。十分に防護せず、注射針に触れただけでも、傷口や粘膜から感染します。人から人へ簡単に感染しませんが、ふれると感染するので、ウイルスの力が強いのが特徴の一つです。
インフルエンザの症状を和らげる薬はタミフルやリレンザといったものがありますが、現在エボラ熱の場合は脱水症状が出ないよう全身管理をしたり、安静にしたり、等の対処療法しかありません。注目されている薬として、「アビガン」があります。この薬は富士フィルムの傘下である富山化学工業が開発し、フランスで感染した看護師に投与したところ、治癒したことで脚光を浴びました。タミフルなどの薬と違い、アビガンにはウイルスの遺伝子複製を阻害し、増殖する力をおさえる働きがあります。
なお、インフルエンザは乾いた空気での飛沫感染が主なため加湿空気も有効ですが、エボラ熱は空気では感染しないので加湿空気はあまり影響がありません。
ですが、エボラ熱は粘膜や傷口から感染するので、日ごろから手洗いに心がけ、加湿空気を利用し免疫力や抵抗力をつけておくようにします。